~世界に心の平和を~

良い習慣を身に着ける

勉強する子ども

“習慣化”の持つメリットとは

人は習慣の生き物と言われます。
確かに私たちは日々、無意識のうちに多くの選択をして暮らしています。

気が付けば聞き手でペンを持ち、箸を扱っています。仕事中にどのような姿勢で仕事をしているかは意識していない方が多いでしょう。食事中にどのように食べ物を口に運ぶかは意識していないと思いますし、いつも通勤で使う電車は迷わずに乗って、目的の駅で降りているでしょう。

人は、多くのことを習慣としていることにより、頭で考えるエネルギーの効率を上げているのです。日常の行動一つ一つをすべて意識していると疲れてしまうでしょうから(笑)

でも、時に自分の習慣を変えたいと思うこともあるでしょう。
そしてその時は多くのエネルギーを必要とするものです。

では、どうすれば自身の行動を変え、新しい習慣をつけることができるでしょうか。

良い習慣作りの法則

人の脳は、今まで行った行動の中でもっとも快感を与えてくれた行動をストックしています。そして、同じような状況が起こった時には過去に選択したうまく言った行動を選びやすいものです。そして何度もその同じ行動を行っているうちに、日常的にその行動を行うようになて行きます。これが私たちが日ごろ”習慣”といっているものの正体です。

つまり、私たちが新しい行動を習慣化していくには以下のようなプロセスを踏みます。

  1. いままでにしたことのない行動をやってみて、ある程度うまくいった(快感を感じた)
  2. 別の機会にまた同じ行動をとってみる、その結果またある程度うまくいった(快感を感じた)
  3. 1と2を繰り返すうちに、何度も同じ行動をとることが自然になってくる
  4. 自分自身の習慣として身につく

このプロセスをよく見ると、うまく新しい習慣を作る際にポイントになるのは、

  • 新しい行動をした際に、快感を感じられること
  • 習慣になるまでは意識的に同じ行動を選ぶようにすること

にありそうです。

新しい習慣作りの際に意識すること

新しい習慣を身に着けたいときには、 以上の脳の仕組みをうまく利用してみるとよいでしょう。
例えば、食事制限を習慣化してダイエットしたい場合は、

  • 食事制限をしたときに、じっくりその結果による体の変化を味わって楽しむ意識を持つ
  • 食事制限をしたときには、自分になにかご褒美(食事以外で^^;)をあげる
  • 常に食事制限を意識できるように自分にリマインドをする(例えば、パソコンにシールを張る、スマホの壁紙に書いておく、など)

特に大事なのは、新しい行動(ここでは食事制限)をした自分を喜べるかどうかは大きなポイントになりそうです。

新しい習慣を身に着けたいなら、ぜひ楽しんで取り組みたいですね!