幸せになるという”責任”

2020年4月27日選択理論コラム

「責任」という言葉を聞いてどんな印象を受けるでしょうか？多くの方が重苦しく、罪悪感を伴うものというイメージを持つかもしれません。

でも「責任」とは、あなたが幸せになり、周りの方も幸せになるために必要なことなんです。

元立正大学心理学部教授の柿谷正期氏は「責任」について以下のように定義しています。

”責任とは、他の人の欲求充足のお手伝いをしながら、自分の欲求充足をする”

つまり、責任には以下の二つの要素があるといえます。

欲求充足とはいいかえると幸せになるということができるでしょう。つまり、自分が幸せになることは、あなたの責任なのです。

幸せになることは、あなたにとって必要なことであり、生きる意味ともいえるでしょう。

自分が幸せになることはとても大事なことです。しかしその時に大事なことは「ほかの人の幸せのお手伝いもする」ということです。自分以外の人が幸せになるのは、その人の責任です。自分の幸せは自分で作り上げるわけですから。

他の人の幸せのために私たちができることは「お手伝いをする」ことです。人を幸せにすることはできませんが、お手伝いをすることはできます。そしてそれはあなたの「責任」です。

この新しい「責任」の定義によると、あなたも人も幸せになることが重要だといえるでしょう。

ぜひ、あなた自身で自分の人生を幸せに満ちたものにし、人の幸せのお手伝いもできるようにしていってくださいね。