新人ママが精神的に不安定になるマタニティブルーという言葉を知っていますか?
パタニティブルーというのはその男性版です。
妊娠中の女性や新人ママ向けの情報は随分充実してきました。小冊子やママ向けの本はたくさんありますし、ママ向けコミュニティも増え、自治体でも母子手帳をはじめ多くの資料を配布してくれています。
しかし、これからパパになろうとする男性や新人パパ向けの情報やコミュニティはまだまだ少ないのが現状です。新人パパは何に気をつけたらいいんだろう?と思って色々調べるとだいたい出てくるのが「妻の負担を軽減するように努めましょう。子育てに積極的に参加しましょう。」という言葉が溢れており、パパ自身の負担軽減や仕事との両立、精神的な悩みにどう対処すればいいかという情報は少ないと感じています。
新人パパも子どもが生まれることで大きく周りの人との関係や時間の使い方が変わり、悩みを抱えるのは変わりません。また世の中の流れの中で「イクメン」や「チーム育児」などの言葉が出てきてるにもかかわらず、父親の育児を支える仕組みがまだまだ少ない状況です。
そんな中で陥りやすいのがパタニティブルーです。
パタニティブルーになってしまった時、また、ならないような対策としては以下のようなことがポイントになります。
男性は悩みを一人で抱えがちですが、何を相談していいかよくわからない場合でも人に現状を話してみよう、くらいの気持ちで人に相談してみるのがいいでしょう。
母子手帳の男性版として父子手帳というのがあります。まだまだ発行している行政機関は少ないですが、他地域のものをダウンロードもできますので手に入れてみるといいでしょう。書き込み欄があるものは今の自身の状況を書き込んでみるだけでも気持ちの変化があるかもしれません。
<<イクメンライブラリー:父子手帳コーナー>>
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/library/handbook/
まだまだ少ないですが、近くにパパが集まるコミュニティがあれば参加してみてはどうでしょうか。お勧めはファザーリンクジャパンというNPO法人が積極的にコミュニティ活動を行っています。ファザーリンクジャパンは新人パパ向けの本も出しています。
<<ファザーリンクジャパン>>
https://fathering.jp/index.html
また、イクメンプロジェクトでもイベントを随時行っています。
<<イクメンプロジェクト>>
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/
なかなか情報がないからこそ、こうして情報を投稿することで少しでも新人パパのお役に立てるといいなと思います。