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【公衆衛生】問題が起こる前に予防することの重要性

みなさんは体の調子が悪いと病院に行くかと思います。
しかし、病気になったときに病院で対応できることは限られますし、何より多くの費用がかかります。

日本ではその大部分が保健でまかなわれていますが、言い換えるならそれは税金を使っているということでもあります。

多くのお金が使わられ、そして何より問題が起こってから対応するのは多くの不幸感につながることですよね。
なので近年では医療の充実に焦点を合わせる医療モデルから、病気の予防に焦点を当てる公衆衛生モデルに力が注がれています。

公衆衛生モデルとは

公衆衛生とは、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 健康維持のための知識を身につける
  • 運動や食事の改善に取り組む
  • 健康促進につながるものを開発・販売する
  • 運動できる場所やサービスを身近なものにできる環境を整える

個々人ができることから、企業や団体でできること、行政ができることなど様々なものがあります。ちょっと分けて具体的に考えてみましょう。

個々人でできること

  • 食事の栄養バランスに気をつける
  • 運動する機会を作る
  • 購入する食品を変える
  • 身近な人と健康について話し合う
  • 怪我をしないように家財の配置を変える

企業・団体でできること

  • 健康につながる商品開発を行う
  • 便利・楽だけを追求し過ぎない(楽になる=運動しないことになるかも)
  • 社員、スタッフの健康につながる組織づくりをする
  • 残業、危険を削減できる職場づくりをしていく

行政でできること

  • 健康促進につながる商品を認証する制度を整える
  • 健康促進につながる法整備
  • 公共機関としてスポーツセンターや公園などを整備する
  • 空気・水・生態系などを考慮した国の仕組みを作っていく
  • 有機農法などを推進する制度を考えていく

まとめ

医療モデルは医療関係者が中心になって取り組むことになるため、個々人で健康に対する意識醸成が難しい部分がありそうですが、公衆衛生モデルでは病院だけに健康の全てを任せるのではなく、一人ひとりが自分でできることを考えることができるのがいいですね。

ぜひ、一人ひとりが自分の人生について考え、自ら行動を起こしていくことがより健康的な社会づくりにつながると思います。