国家資格として公認心理師資格がありますが、それ以外にも心理系資格はたくさんあります。
詳しくはそれぞれの心理系協会や学会などのサイトを見て行く必要がありますが、このページでは有名どころの資格をご紹介します。
臨床場面(病院施設なのでの患者への対応)で必要になる知識と技術を証明する資格になります。日本臨床心理士資格認定協会の認定している資格になります。
大学院での特定単位の取得または実務経験の条件が設定されています。
新たにできたカウンセリング関連資格で唯一の国家資格です。大学院で特定の単位取得または実務経験5年以上の場合は講習受講によって試験受験が可能になります。
<<参考>>
厚生労働省 公認心理師ページ
心理系大学の所定の単位を取得することで申請をすれば取得できる資格です。詳しくは各大学に問い合わせる必要があります。特に心理学実験単位が必須条件になるので、実験に協力できる方を募る必要があります。
この資格を取るにはまずは心理学系の大学に入学する必要がありますね。
ちなみに私の周りには武蔵野大学の通信教育部を利用して心理学を学んだ方が多いです。
<<参考>>
武蔵野大学通信教育部
学生や社会人向けにキャリア相談を受け付けるのに必要な知識と技術を持つことで得られる資格です。
日本能力開発推進協会が設けている資格で、認定講座を受講することで取得できます。
これ以外にもキャリア相談に関連する資格は多々ありますので自身にあったものを探してみてください。
日本カウンセリング学会は、日本において多くのカウンセラーの方が所属する学会になります。この学会で認定カウンセラー制度を設けています。
書類試験、口述試験を受ける試験方式か、認定スーパーバイザーから推薦をいただいた上で書類審査、面接試験を受ける推薦方式のいずれかで取得することができます。
<<参考>>
日本カウンセリング学会ホームページ
世界には多くのカウンセリング技法がありますが、各技法ごとに学会や協会などを立ち上げており、その団体で認定資格を設けていることがあります。
自身にあった技法を学ぶ中でそうした団体の資格を目指すのもいいのではないでしょうか。
ちなみに本サイト管理者が所属する日本リアリティセラピー協会でも認定資格を設けています。
※本資格の取得には、所定の講座への参加が必須条件になっています。
<<参考>>
日本リアリティセラピー協会サイト
心理系資格は多々ありますが、多くが知識だけでなくカウンセリング技術についての試験を設けており、実務経験または継続的な訓練が必要になります。
まずは身につけたいカウンセリング技術を選択し、それに関する講座の受講やスーパーバイザーを見つけることからスタートするといいでしょう。