自分自身のお茶を見つける

2014-06-30 05.31.37

 

道具の値段と価値

一般に茶の道具は高価なもの、という印象があります。

たしかに、お稽古用の数千円程度のものから、人間国宝の方が作った数十万円するもの、歴史的に意味のある家一軒変えてしまうものまで、ピンからキリまであるのが事実です。

 

果たしてものの価値とは何によって決まるのでしょうか。

 

その人の考え方が価値を作る

物の価値、そこには人それぞれの「考え方」が大きく関係しています。

そこには、その物に対する何かしらの強い思いがあるはずです。

 

「道具の美しさ」

「作った方の思い」

「歴史的価値」

「大切な方からの頂きもの」

「家元が認められたもの」

「自分自身の愛着」

 

そこには、その人なりの思考、認識、考え方が大きく反映されているのです。

人の思い、社会の状況によって、物の価値とは大きく変わるものなのかもしれません。

 

自分自身のお茶に自信を持つ

茶人は、経済的に豊かかどうかに関わらず、自分自身のお茶に自信を持って自分の生き方を貫くべきやと思います。

~堀内宗心「宗心茶話」~

 

自分なりの生き方、自信というものは、自らの経済状況とは関係なく見出せるもの。

 

道具の価値が、自分の考え方の反映であるように、自分自身の生き方との価値いうものも自分の考え方が大きく反映されて決まるものです。

そこには自らの経済状況に関わらない価値が存在します。

 

茶人が自分自身のお茶を見つけるように、すべての人が自分自身の価値を自分なりに見出すことは大切なことではないでしょうか。

あなたの考える人生の価値はどんなものでしょう。