茶道具作り

PEACEwithでは、茶道具を作り、それらを茶会で用いたり、ご縁のある方々にお譲りしております。


阿字茶碗


茶道の焼き物で最も有名なのが樂焼。
本来は京都の樂家が代々焼いているものを言い、粘土を削り出して成型する手づくねという手法と低い焼成温度で本焼するのが特徴です。

この手法をもとに、茶碗に梵字の「阿」を描き、”阿字茶碗”を作っています。
梵字の「阿」は密教で宇宙そのものともされる大日如来を表します。一服のお茶の中にこの宇宙そのもののもつ偉大な自然の美しさを感じてほしいという願いを込めて、一碗一碗描いています。

「阿」の字は焼成時にほぼ消えてしまいますが、心の目で「阿」(=大日如来)を感じていただければと思います。

蒔絵、金継ぎ

漆は日本で昔から使われてきた工芸用の材料です。

漆塗の器に金粉や銀粉などを用いて絵を施す技法を”蒔絵”といいます。
また、かけてしまった茶碗などをこの漆を使って再度修復し、大事に使い続けてきました。

中国から渡ってきた漢字をもとに平安時代、”かな”の文化が生まれました。
その後桃山時代以降、茶道では茶室の掛け軸として禅の言葉やかなの断簡が欠かせないものとなりました。


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