心は強く、体は柔らかく

2013-03-02 14.42.43

行動に出る心の持ちよう

点前には弱みを捨ててただ強くされど風俗いやしきを去れ

~利休百首より~

 

お茶の点前をするときは、こころの中にある弱みを捨てなさい。

そして、強い心をもって点前に望みなさい。

ただし、それによって点前に卑しさが出てはならない。

 

こころに強さを、行動には謙虚さを

茶の道というもの自体が、こころを強く鍛えるひとつの方法なのかもしれませんね。

そして、その「強さ」とは、強情になり、強気に人に接し、おごり高ぶれというのとは違います。

そんなこころを持ったとき、その人の行動にはどこか卑しさが表れるものでしょう。

 

茶道を長くされている方の点前は、どこか自然な流れがありながら、そこにはこころの緩みのない雰囲気を感じさせてくれるものです。

 

しなやかなしぐさをされる中に、謙虚さ、人への配慮、誠実さなどを感じられる。

お茶以外でもこんな人を見かけることはないでしょうか。

そんな方は、本当のこころの強さを持っている方かもしれません。

 

竹のような態度

茶道で目指す人格とは、竹のような態度なのかもしれません。

しなやかさを備え、大きな成長を果たす力を持ち、強く根を張ることで他の人をも守る。

そして、他の人のためにさまざまな形で役に立つ。

 

真のこころの強さをやしなっていきたいものです。